











昭和40年男 2026年6月号 Vol.97(2026/5/11発売)【表紙:菅原芳人描き下ろしイラスト】
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表紙:イラスト 菅原芳人 <仮面ライダー旧2号>
時代を支えた重要キャラクター
仮面ライダー2号――その原点〈旧2号〉。
“変身ポーズ”誕生の瞬間を刻む。
時代のポップアイコンを生み出したテレビプログラム『仮面ライダー』は、1971年4月3日に放送が開始された。今からちょうど55年前になる。
2024年8月号の<昭和英雄列伝~アクションヒーローのように>では、表紙に<仮面ライダー旧1号>を描かせて頂いた。変身ヒーローの元祖となる歴史的立ち位置を明確に記録する意味合いを持って意識的にセレクトしたものだった。
今回は、<続・昭和英雄列伝 アクションヒーローの系譜を辿る>。奇しくも『仮面ライダー』55周年のタイミングでの発刊となる号。満を持してのセレクトは、<仮面ライダー旧2号>。実は彼が、歴史上最初に「変身!」を名乗り、ポーズをとったヒーローである。藤岡氏(本郷猛)の事故による降板に伴って、番組では2クールより佐々木氏(一文字隼人)が主演を務めた。その際に導入されたのが<変身ポーズ>だ。それまでは、サイクロン号(変形前)に乗って走行することによってベルトの風車に風圧を受け変身していた。変身ポーズは、彼の登場した第14話からだったのだ。この瞬間、変身は本人の意思、すなわちコントロールが可能なものとなり、仮面ライダーの、そして本作のシンボルともなった。これがその後の歴史に与えた影響は計り知れない。『仮面ライダー』が超絶なるヒット番組と化していったことと決して無関係ではない。転換期を担い、一時期番組の主役(14話から52話)を張りながら冠を持つことのなかったライダー2号。今回、彼が表紙を飾ることで、時代を支えた重要キャラクターの功績を改めて歴史にクレジットした思いです。
2026年5月 菅原芳人
正義のヒーロー、その勇ましき心のなかには悲しみがあり、怒りがあり、やさしさがあり、苦悩があり──そういった複雑な生き様に胸を打たれたのはもちろんだが、元気いっぱいの男児だったあの頃の俺たちはまず、彼らのアクション、そのカッコよさに心をつかまれた。
今号は、2024年8月号で取り組んだ特集「昭和英雄列伝〜アクションヒーローのように」の続編として、前回は取り上げなかったヒロインやアクション時代劇、若い世代のパフォーマーに至るまで範囲を拡大。日本初のアクション女優である志穂美悦子さんのスペシャルなインタビューをはじめ、仮面ライダーの頼れる相棒・滝和也を演じた千葉治郎さん、『仮面ライダーV3』で珠純子を演じた小野ひずるさん、『イナズマン』の伴大介さん、『シルバー仮面』の柴俊夫さんといった当時のヒーロー、ヒロインのほか、海外からの評価も絶大なアクション監督・坂本浩一さん、その坂本監督作品にも出演している谷口布実さん、宮原華音さんといった現在のアクションシーンで活躍する方々も登場します。
連載特集「俺たちの時間旅行 タイム・トラベル」は、1977年(昭和52年)にフォーカス。人気絶頂だったベイ・シティ・ローラーズについてミスDJの千倉真理さんに語っていただいているほか、主演の国広富之さんが振り返る名作ドラマ『岸辺のアルバム』、最大のハイライトを迎えていた野球マンガの金字塔『ドカベン』などを取り上げます。
連載インタビュー「俺たちのマドンナ」には、“みっちょん”の愛称で親しまれた芳本美代子さんが、「荒海に生きるタメ年男。」にはテレビのバラエティ番組でもお見かけする“黒ずくめ”の生態学者で世界一の“”キングギドラ”コレクター・五箇公一さん、対談連載「樋口毅宏の神のみぞ知る」には元オフコースの松尾一彦さんが登場。大槻ケンヂさん、錦織一清さん、江口寿史×鈴木ダイスケ「回転ちがいのズル休み」などの連載陣も絶好調。どのページも見逃せないものになっております。ご期待ください!
日本初のアクション女優、志穂美悦子が挑んだ戦い

1974年公開の『女必殺拳』に出演以来、多くのアクション映画で主演を務めてきた志穂美悦子。日本映面史上初のアクション女優である彼女は、我々世代にとって忘れ難き、重要な存在である。誰しもが思い出の作品を思い浮かべるはずだ。
続・昭和英雄列伝〜アクションヒーローの系譜を辿る

2024年8月号で取り組んだ特集「昭和英雄列伝~アクションヒーローのように」の続編として、前回は取り上げなかったヒロインやアクション時代劇、若い世代のパフォーマーに至るまで範囲を広げ、俺たちの前を駆け抜けていったヒーロー、ヒロインたちを再検証していこうと思う。
変身しなかったアクションヒーロー、第二の男 千葉治郎

『仮面ライダー』で本郷 猛、一文字集人と共にショッカーと戦ったFBI特命捜査官、滝 和也を演じた千葉治郎、単品でキレのあるアクションで我々を大いに魅了し、変身しない男のカッコよさに気づかせてくれた。
伝説のヒロイン・小野ひずる

『仮面ライダー』シリーズに出演したヒロインのなかでもひと際チャーミングなルックスで人気を得ていたのが『仮面ライダーV3』で珠 純子を演じていた小野ひずる。早くに芸能界を引退してしまったということもあり、めったに公の場に姿を見せなかった伝説の存在に当時のことを振り返ってもらった。
イナズマンF(フラッシュ)伴 大介

ニヒルさと熱い正義の面構えを併せもつ俳優・伴 大介。我々にとって数々の変身ヒーロー番組で活躍した憧れの大人のひとりだ。そんな彼の大人な魅力が輝いていたのが『イナズマンF』ではなかっただろうか。五十数年前、彼はどのような思いで作品に向き合っていたのだろうか。
柴 俊夫はどうやってシルバー仮面になったのか?

1971年11月28日、TBSタケダアワーで『シルバー仮面』の放送が始まった。現在に至るまで、その際立った個性で熱狂的な支持者をもつこの作品でヒーローを演じたのが紫 俊夫だった。「この作品と出会って俳優をやっていこうと決めだ」と語る柴に当時の心境について聞いた。
世界がその名を知るアクションクリエイター 坂本浩一

ウルトラマン、仮面ライダー、スーパー戦隊バー隊シリーズが一旦終了し、時代は新たな段階を迎えているが、この三大ヒーロー作品すべてに関わったアクションクリエイターは、そう多くはない。その一人が坂本浩一という男である。
ミスDJ・千倉真理 ベイ・シティ・ローラーズと青春の日々

昭和の洋楽史、アイドル史、女子カルチャー史を語るうえにおいて欠かせないバンドがベイ・シティ・ローラーズである。あの異常なまでの盛り上がり、輝き、そして彼らが残したものはなんだったのだろうか。ミスDJ千倉真理が当時を語る。
ドラマ『岸辺のアルバム」放送

どこにでもある家庭の平穏がくも崩れてゆく人間模様を描いた『岸辺のアルバム』。山田太一が原作・脚本を手がけた日本ドラマ史に輝くこの名作で、鮮烈なデビューを果たした国広富之が本作への思いを語る。
連載:俺たちのマドンナ 芳本美代子

1985年、“みっちょん”の愛称でデビューした少女は人気アイドルを経て俳優に転身。現在は大学教授の肩書きでも活躍するが、40周年を迎えた昨年、音楽活動を本格的に再開した。本誌初登場の芳本美代子が自身のキャリアを語り尽くす!

昭和40年男 2026年6月号 Vol.97(2026/5/11発売)【表紙:菅原芳人描き下ろしイラスト】
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